RUPAUL’S DRAG RACE S13 ルポールのドラァグレース S13 9話  ネタバレ感想メモ

本編と関係ないんですが、やっぱり同時期に2作品は完全にマンネリを引き起こしていて失敗だと思います…。
特にドラァグレースって大体何話で何やるみたいなお決まり課題が多いじゃないですか…。同じ課題が数週おきにあるのはやっぱり無理がありますね…どう考えても面白さは半減してしまう…。コンテスタント一人一人をイイネって見て良く分には問題ないんですが番組全体での面白みで言うと後追いのS13が完全に割を食ってしまっている印象が拭えません…。
(今回の感想がこんな思想に支配されてるので苦手な方は自衛お願いします…)

先週は本編とは別にコロナ下でどう撮影されたか、キャスティングの時点から追ったドキュメンタリー(COVID19スペシャル)だったので感想は簡単に。(3/6訂正:当初スペシャルを9話と表記していましたが、wikiによると話数にカウントされていなかったので訂正しました)
UKのコロナドキュメンタリーがあまりにも心を抉る内容だったのに対し、S13のはどちらかというとコンテスタントのスター性を立てる方向性。
それはもちろんいいんだけれども、UKの方は家に引きこもって鬱になるとか仕事無くなってどうしようみたいな生の姿が克明で…
番組として表現したいテーマがが違うんでしょうね。コロナでみんな辛いよね、どうする?に焦点を当てたUKと、コロナで大変だったけど番組を無事やり遂げましたよっていう事が言いたい本家の違い…?
完全に好みの問題ですが、どうまとめるかの話でUKの方がドキュメンタリーとしての質が高い(と感じた)上に先に放送してたので…コンテスタントに非はありません。
S13の裏側が見られて嬉しい、という気持ちはもちろんあるんだけれども。

さて9話ミニチャレンジクイックドラァグパンクドラァグ
ニューバンドのオーディション風にパフォーマンス。
これも昨日UKでやったよね…マッチョドラァグって以外ほぼ同じテーマ…
UKの方がマスキュリンなドラァグな点で進歩的とも思えてしまい…
ティナの振り切り具合は素晴らしかった。
ティナ ウィン

メインチャレンジスナッチゲーム
ゲストはポークチョップ!これは嬉しい。
これだけポークチョップの名前と写真使っといて呼ばないのかよと思ってたので。
しかも初(?)スナッチゲームのウィナー!花束まで贈呈されててリスペクトがあって良かった。

今回知ってる人多めで嬉しかった。
ずば抜けてたのはミク。パリスのメイクやったことあるって言ってたからそれが功を奏したのかな?
デナーリも良かった。クィアアイ好きだからジョナサンやってくれて嬉しい。

久々にすごい共感性羞恥回でしたね…やっぱり気まずさを出してしまったらおしまい…
オリヴィア エリオット ユティカがやばすぎる…
編集でやばいとこ拾ってるとはいえ、ルポールにうまく返答できなくてしどろもどろになる、みたいなのしんどすぎて無理。
ここでティナの仕込みネタの足のやつがUKのアホラと被っててスン…ってなってしまった… もちろんパクリではないのはわかってるし、数週間前に見たと思わされることにイラっとしてしまうだけですが…(本当にコンテスタントは1mmも悪くない)

デナーリの親がフィギュアスケートの方はすごく協力的なのに、ドラァグショーに来ず無いようにふるまってるというのがすごく意外だった。

ランウェイ テーマFascinating Fascinators
ファスシネイターって何?と思ったらヘッドピース(ヘッドドレス)の事だった。
魅力的なヘッドピースってのを掛けてるって事かな。
好きだったのはずば抜けてミク

シモーンのテーマ性も素晴らしかった。
公式もずっとBLMに対してすごく切実だし、ルポールもしっかり触れていてこういうプラットフォームで発信する大切さを改めて気づかせてくれた(シモーンさすがだなと思う)

ずーっと気になってたんだけど、ようやくロゼのルックにラッフルが多いことをミシェルが指摘しててちょっとすっきり。
一つ一つは素敵なんだけれども…

そしてここでもS13ルック被りすぎ問題が…もしララリー残っててこれランウェイしたら大事故だったよね…笑
コンペという目で見なければもちろんどちらも素敵。

トップ3は ロゼ ミク デナーリ
ロゼの歴史の人物+訛りキャラも面白かったけど、自分の英語力と相まって訛りすぎて本気で何言ってるのかわからなかった…笑
ミク ウィン

ボトム3は オリヴィア ユティカ エリオット
オリヴィアはミシェルの指摘のヴィーガン以外にも面白いネタあるっていうのそれなと思った。
エリオットはルポールが大好きで熟知してるキャラを選んでしまった時点で…。
ユティカ黒人キャラ(3/6訂正:ボブロスはアフロだけど黒人ではありません…)をやる時点でおや…?と思ったけど仕込み芸も全くハマらずかわいそうなレベルだった。アフロに配慮してリスのぬいぐるみの大群になるのはユティカワールドで可愛かった。
オリヴィア セーフ
オリヴィアが後ろに下がった時のロゼが優しいお姉さんで良かった…

エリオットがずーっと表情が硬いというか、もうずっとマイナスのオーラでいたたまれなかった。
ユティカリップシンク良かったな。

エリオット サシェイ
初回からドラマ要員にされて投票で落とされるとかずっと負い目を負わされてるような中で、でもルポールにあんまりハマることは無い感じでなんかずっとかわいそうだった。でもダンスとかはやっぱり輝いてて良かったな。

次回はメイクオーバー!ペアでお互いにやるという事で嬉しい。コロナで無理かなーと思ってたけどこういう捻りは楽しくていいですね。誰が帰るべき?の質問は最悪だけど…