RUPAUL’S DRAG RACE S14 ルポールのドラァグレース S14 7話ネタバレ感想メモ EPISODE 7: “The Daytona Wind”

誰も落ちない平和回…!
そこまでバチバチじゃないんですがダヤvsジョージャスの脚本は続きますね…
ダヤも一応謝罪して一応収まったものの…
ジャスミンの私の着け胸よりニセモノの謝罪ってツッコみ笑う。

今回はソープオペラ(昼ドラ的な)アクティングチャレンジ。

前回ウィナーのジョージャスが配役。全然バトらずさらっと決まってて本当いい雰囲気。読み合わせも和気あいあいとしてて良かった。
今回ルポールが演技指導なのがとても良かったです。
というかルポールが本人のやって欲しいように指示出せば、そうか当然批評も良くなるよなと思わされた回でした。
みんなルポールの要求にしっかり応えられててレベル高いなと改めて思いました。
ルーも手本やって見せたり、よかったらきちんと褒めたりしてて。
撮影の時点で一人で爆笑してたしルー、楽しくて何より…という気持ち。やっぱチェレンジは楽しくあって欲しい。

あとどんどん近年ルポールのツボが小学生みたいになってない?ほんと下ネタ好きだよね!?
おならネタ…何をみせられてるんだ??という気持ちになったんですが、いつもの元ネタ分からないと楽しめないっていうのを打破しようとしてるのかな?(きっと小学生にもウケる)という気もしてその心意気は好きでした。
おなら音は撮影時には知らされないサプライズ演出という事で、みんな結構笑うというよりは引いてたよね…?ルポール一人大ウケしててシュールでした。
もちろんあそこまで過剰にやると一種のキャンプというかドラァグというか。
アンジェリアのとことか、なんだかんだ噴いてしまったシーンも。
今シーズン、ちゃんと編集で面白くしようという心意気を感じて嬉しいです。

今回みんな良くて、危ないのが撮影時に手こずったアンジェリアとデジャかな?というところでアンジェリア、デジャ、ケリーがセーフ抜け。
え!?残りにボトムいるの?とドキッとしたところで全員がトップ。この中の2トップがウィナーを決めるリップシンクへ。
めちゃくちゃハッピーな展開。わざとボトム作ってダブルステイとかにしないところが良かったです。
実際の所コーンブレッドが帰ってしまった分のサシェイ無し埋め合わせかもしれないけど、ルポール超ご満悦だったし良かったです。
これからもアクティングはルーが直接指導すればもっとハッピーになるのでは…?

ジョージャスもルーの演技指導で一皮むけられた感じがするし(自信がついてよかった)、ジャスミンも高評価
ウィロウはいつも通りコメディうまい。
トップはダヤとカムデン
先週に引き続き調子に乗ってきたカムデン、そして念願のダヤ…良かった。
ASに通じるけどウィナーを決めるリップシンクはまた違って陽のエネルギーに満ちてる感じがいいんですよね…。
どっちも良かったけどカムデンのウィン。納得。


今回ランウェイも良かったです。相変わらずレベル高い。
テーマはチャップス。股と尻部分が開いてるレッグカバー的なやつ。
元々はカウボーイ、乗馬のための装具ですがレザーゲイの定番ルックですよね。クィアアーティストの人がルックに取り入れてるのもよく見ます。
まさか一般向けテレビでgay leather kinkが紹介、テーマになる日が来るとは思わなかった。
ファミリー向けじゃないパレードをまたそれも一つの側面として紹介してたのは個人的には良かったと思います。

みんな良かったけどカムデンが良すぎましたね…!
いろんな人がリビールすることも増えて、ただのリビールではwowも少なくなっているような昨今で転んだフリからのリビールが上手すぎる。というか転んだフリも上手すぎる。
女性的なルックからフレディの髭ルックになったのも良かった。
ダヤのルックも良かったです。いつもと違うイメージをみせたのもプラスになったのかもしれない。というか元々ダヤのイメージってプロモルックとか、ああいうエッジが利いてるスタイルのイメージもあったけど。

アンタックドも良かった。
こんな平和な回ってアンタックドもそんな山場なく平和に終わる気がするんですが、今回はすばらしい。
ジャスミンのトランスジェンダーの公表がありました。
ゲストのTs MadisonがMtFのトランスジェンダー女性という事もあると思うんですが、デジャからの性別移行を考えたことがある?という話から。
ボスコは番組内では考えてるという話でしたが最近トランス女性であることを公表しました。

そしてジャスミンはこの回で初めて公表。ボーイフレンドにも受け入れてもらえるか分からなかったという心の内もオープンにしていました。ゲイ当事者としてはその気持ち凄い分かる(トランスのカミングアウトはまた違う恐怖なのかもしれないけど)家族にさえ受け入れてもらえるか分からない恐怖。ボーイフレンドも受け入れたようで良かった…!

そしてトランス女性としてケリーの影響もあったよう。ケリーの自分が幸せになるため、自分が望む人間として生きる義務があるというような言葉も素晴らしかったです。
S14はコーンブレッド、ケリー、ボスコ、ジャスミンと4人のトランス女性。
ルポールの過去の発言でトランスフォビアとも言われてましたが、AS6でカイリーの優勝、そしてようやくここまで来たんだなと思いました。

来週は歌チャレンジ。
歌唱系は初なのでそれぞれの歌唱力見られるのが楽しみ。